英語を話せるようになるために,インプットより大事なこととは?
先日花見を研究室の同期・先輩・教員の方々としました。
研究室メンバーには海外の方もおり、自然と会話に英語が混ざります。
花見しながらインド人と話して実感したことを。
そもそも、僕は生まれてこのかた一度も日本国を出たことがありません。
珍しいとよく言われます。
「行ってそう」とも(どういう風に見ているんだろう)。
でも、つい先週ようやくパスポートを取得するに至った程度です。
インターナショナルスクールに在籍したこともなければ、
外国人と継続的な関係を構築したこともありません。
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そんな僕にきっかけが生まれました。
会社の方でやっている研究の学会発表のために海外に行くのです。
アメリカ・サンフランシスコです。
これは英語を話す必然性がついに生まれた、と焦り始めたわけです。
受験勉強ではその目的のために、割り切った受験勉強をしてきました。
でも今回はコミュニケーションに関わることです*1
これは一大事。
まず何からやれば良いだろうと人に聞きました。
多かった答えが、スカイプ英会話。
特に推されたのが「DMM英会話」。
聞いた人たちの7割くらいは推薦してくれました(ありがとうございます)。
・・・でも、チキンな僕は、
登録するだけして、まだ始めてもいません。(涙)
そんななか否応なく英語を使う機会が到来、いや、襲来してきます。
研究会初日には、
いきなり先生から新しくきた人は英語でみんなに自己紹介してと。
(もちろんこれも英語の指示で)
頑張ってその場では話しましたが、不完全燃焼感だけが残りました。
「もっと興味関心のあることを話せたのに」
と、後悔をしました。
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冒頭の話に戻りますが、
花見であるインド人とおっかなびっくりで会話していたときに、
(僕)日本語うまいよね、僕はあまり英語が上手くなくて。。
(インド人)そんなことないよ!だいたいgoodだよ、話せてる!
話せてるし、話していくと上手くなるよ!
と(英語で)言われた何気ない一言がとても身に沁みました。
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「英語を話せるようになるために、文法や語彙を勉強しよう。」
「英語を話せるようになるために、日常のフレーズを聞こう。」
そんなふうに思っていた固定概念がスルッと溶けた瞬間でした。
実はその「ために」はつながっていない。
重要なことは、インプットではなくアウトプットでした。
まず話してみる。
そこからフィードバックを得て、学習サイクルを回すことが良さそうです。
決めたアクションは、
・スピーキング(ラボのインド人&DMM英会話)
・プレゼンテーションに必要なフレーズの準備
・興味関心のあるトピックの質問フレーズの準備
です。
発表はちょうど来月の今頃。
研究の成果を発表し、より肥やしになるフィードバックを得るべく、
精進いたします。
榎本まとめ.
*1:もちろん,学会発表でもプレゼンテーションという目的に割り切った学び方がまずは最優先であることは理解しているつもりである。